3月に読んだ本

神様のメモ帳とか、さくら荘のペットな彼女とか10年くらい前のラノベを読んでいた3月。

さくら荘は4巻から一気に読んだ(まだ短編集は読んでいない

3巻を読んだのが読書メーターの記録だと2019年5月となっていたけど毎巻濃いお話なので内容は覚えていた。『今の言葉のどこに、お前の意思があった?』天才プログラマー赤坂の名言が印象に残っていた。 青春×クリエイターのジャンルは最強だよなあとしみじみ思う。

 

ラノベの大規模なイベント『ライトノベルEXPO2020』が企画され開催場所がところざわサクラタウンということで楽しみですね。

開催場所の施設について調べたら角川武蔵野ミュージアムに

 

ラノベ図書館

ができるとか。各出版社が出してきた過去の名作に出会える場所なのかなぁと期待が膨らむ。私を構成する5つのラノベもならべられるかなんて思ったり。

ツイッターで各々ツイートされてるラノベ読みに便乗して私を構成する5つのラノベをまとめた。


涼宮ハルヒの憂鬱 「涼宮ハルヒ」シリーズ (角川スニーカー文庫)


灼眼のシャナ (電撃文庫)


パパのいうことを聞きなさい! 1 (スーパーダッシュ文庫)


なれる!SE 2週間でわかる?SE入門 (電撃文庫)


やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 (ガガガ文庫)

 

さて、3月に読んだ本のまとめ~
3月の読書メーター
読んだ本の数:23
読んだページ数:7748
ナイス数:123

妹さえいればいい。 (14) (ガガガ文庫)妹さえいればいい。 (14) (ガガガ文庫)感想
主人公の言う【主人公】は14巻を通して彼の生き様を追ってきた読者だからこそ胸につきささる金言であったと思えた。主人公の周りのたくさんの人達の人生を丁寧に描いていて一人一人の生き方に魅せられていました。間間の変態ネタにも大いに笑ったし、心温まるお話、切なさが残る余韻等本シリーズは小説の醍醐味がつまっているようだった。それはつまっているどころか溢れ出して、読んでいる読者自身の在り方に問いを投げかける力強い作品だった。
読了日:03月01日 著者:平坂 読
下読み男子と投稿女子 -優しい空が見た、内気な海の話。 (ファミ通文庫)下読み男子と投稿女子 -優しい空が見た、内気な海の話。 (ファミ通文庫)感想
小説新人賞の下読みをしている少年が、応募作で同じ高校の孤高の少女が書いた小説と出会い、少女と一緒に物語を紡ぐ導入への興味。この作られていく物語が胸を焦がし2人が惹かれあいながらも物語を心を込めて作っていく過程が美しい。面白い小説で面白い小説を読んでいるみたい。作っている物語がこの本の本筋を後押しして本筋の物語が投稿する作品をより本物にする、互いが互いを引き立てている面白さ。また、大いに自由に創作できるラノベの魅力を再認識した。自分のラノベ読みの原点が涼宮ハルヒの憂鬱なのでとても共感できた。
読了日:03月01日 著者:野村 美月
ワールドエンドの探索指南2 (電撃文庫)ワールドエンドの探索指南2 (電撃文庫)感想
冷静沈着で機知を発揮するタイキと度々タイキを苦笑いにさせる直情径行気味のヤヒロの交流が変わらず面白い。新たに出会ったツクシがメインのお話であり徐々に明かされていく真実と疑心がつのっていく状況に終始緊張感があり3巻が待ち遠しい。生死をかけて地図を頼りに冒険する話だけど知らない方がいい幸せもあるのではないかと思ってしまう。だけど誰かの手のひらで踊らされているかのような不気味さが漂う感じで緊迫感ある。死と隣り合わせの世界で彼らの背中を押す格言が出てきて、読んでいる読者に物事に屈さぬ力を与えてくれているかのようだ
読了日:03月04日 著者:夏海 公司
14歳とイラストレーター (MF文庫J)14歳とイラストレーター (MF文庫J)感想
ラノベ作家を描いた作品は数あれどタッグを組むイラストレーターさんを中心に描いたお仕事小説は斬新で会話とストーリーが軽妙で楽しく読み進められた。各々イラストレーターが何を根底にして絵を描いているのか知り、今後の展開でどう掘り下げていくのか気になる。
読了日:03月05日 著者:むらさき ゆきや
14歳とイラストレーター2 (MF文庫J)14歳とイラストレーター2 (MF文庫J)感想
辛いこともあるんだろうけどフリーランスとしての働くイラストレーターの日常が楽しそうで、そこで甲斐甲斐しく生活をサポートしてくれる14歳がいるもんだから桃源郷だ。
読了日:03月06日 著者:むらさき ゆきや
賭博師は祈らない (電撃文庫)賭博師は祈らない (電撃文庫)感想
舞台にした18世紀ロンドンで生きる賭博師の生き様と、邂逅する奴隷少女との関わりを描く本巻を読んで濃いお話だったなぁと思った。読ませる小説という感覚は新作の『吸血鬼に天国はない』と同じで周藤先生の作品の本質は変わらなずとても面白い。過去と絡めて主人公を賭博師として生きさせる根底にあるもの、交流の中で語られる丁寧に描かれた心の機微と変容していく見解、当時のロンドンの生活感を醸し出す雰囲気作り、賭博を体験してるかのような緊張感と焦燥感等が魅力で夢中で読んでいた。
読了日:03月08日 著者:周藤 蓮
さくら荘のペットな彼女(4) (電撃文庫)さくら荘のペットな彼女(4) (電撃文庫)感想
鴨志田先生が書く小説は最高だ…。キャラの背中を押す名言が散りばめられていると毎巻思う。高校生にとってはさくら荘で共に過ごしていて近いのに、遠い。すれ違いと思いの交錯が眩しすぎる。クリエイターとして、1人の高校生として胸を張ってとなりを歩けるよう悩みながらも互いに刺激しあって時にはぶつかって、前へと進んでいく。もしキャラ達がクリエイターになったとしてさくら荘での日々を振り返ってみた時、それは慌ただしくも楽しくかけがえのない青春で、クリエイターの初心を思い出させる最高の高校生活であったと思うんだろうなぁって。
読了日:03月08日 著者:鴨志田 一
さくら荘のペットな彼女〈5〉 (電撃文庫)さくら荘のペットな彼女〈5〉 (電撃文庫)感想
才能がある人に追いつきたい一心の思いと、才能があって前を歩く人の悩み両方の立場の気持ちをくみとって優しい筆致で描かれていてしんみりした。実家での親子の会話は爆笑したw後半は空太の仲間思いの言動が光っていてかっこよかった。向こう見ずな大切な人を思う気持ちからでる果断な対応に、それは七海もほれてしまうよねって話。仁と美咲の件でもそう。空太の人を忖度した上での勢いの良さは煩わしいものではなく、後々振り返れば最高のフォローであると実感する
読了日:03月09日 著者:鴨志田 一
ワールドエンドの探索指南3 (電撃文庫)ワールドエンドの探索指南3 (電撃文庫)感想
ターニングポイントになるような3巻だった。二転三転驚かされて満足した読後感。ヤヒロとタイキが死線を共にくぐり抜けながら旅をする意義がより大きくなった。騙しが登場人物達にとってあまりに酷で、現状をどう打破していくのか今後の二人の活躍が楽しみ。
読了日:03月11日 著者:夏海 公司
さくら荘のペットな彼女〈6〉 (電撃文庫)さくら荘のペットな彼女〈6〉 (電撃文庫)感想
前に進んでいこうと力強く激励される話だった。さくら荘の危機から衝突する理屈派と感情派の衝突。七海と空太それぞれの人生を左右する審査の結果。理不尽が多い世の中でも踏み出したからこそ見渡せた景色があり、蓄積した人生の経験値は、悩んで迷って決意して前へと進んだからこそ得られた賜物だと思った。面白いからやる、やりたいから挑戦する大事な考え。さくら荘の1年を追ってきて個性あふれる面々が織りなす物語を読んだ上での卒業式の流れは様々な回想がよぎって感涙物。さくら荘は自由で互いに刺激しあいながら成長できる最高の場所
読了日:03月12日 著者:鴨志田 一
さくら荘のペットな彼女7 (電撃文庫)さくら荘のペットな彼女7 (電撃文庫)感想
普段は恥ずかしくて言えない事を素直に一歩踏み込んで言葉にできる雰囲気の描写がとても上手で、空太の状況を語っている地の文に大いに共感した。また、ましろのずっと絵を描き続けた彼女ならではの思いの伝え方は大いに響いた。大切な人達を見てきて自分でできる方法を模索して導き出したととても美しい表現だった。さくら荘にやってきた1年生(問題児)が抱える悩みに寄り添う空太の助言は、自分の経験と関わった先輩方、友達、頼れる大人の教えから培われたものだと実感した。
読了日:03月14日 著者:鴨志田 一
さくら荘のペットな彼女8 (電撃文庫)さくら荘のペットな彼女8 (電撃文庫)感想
空太にとってずっと去年のような関係が続けばいいと思っていても、七海やましろにとってはすぎゆく時間の中で芽生える思いが徐々に膨れ上がっていく。空太がする選択は一方を笑顔にしてもう一方を泣かせてしまう。仲間思いが美点の空太にとっては本当に辛い思いだと胸を焦がした。ぼくは選ばれなかったヒロイン推しでした。
読了日:03月14日 著者:鴨志田一
さくら荘のペットな彼女9 (電撃文庫)さくら荘のペットな彼女9 (電撃文庫)感想
さくら荘の住人で唯一過去を語ってこなかった、業界で名を轟かせているひきこもり変人プログラマー龍之介について掘り下げた話がやっと出てきて嬉しかった。龍之介の言葉で救われたリタを加え、畑が違う5人? で作るゲーム制作の話が理屈と感情のぶつかり合いで読みどころがいっぱい。去年の文化祭でにゃぼろんを共同制作して達成感を共有したメンバーが残っていて、共に創る喜びを知っているからこそ強固なチーム力を発揮していると思った。歯に衣着せぬ龍之介の言葉は常に正論で響く。軸にしたやりたいことを錆びつかせては自分が自分でなくなる
読了日:03月15日 著者:鴨志田一
さくら荘のペットな彼女 (10) (電撃文庫)さくら荘のペットな彼女 (10) (電撃文庫)感想
ましろを大切にしたいし仲間と会社を立ち上げることを見据えてゲーム制作に打ち込むことも大切にしたい。大切にしたい二つの心の狭間で悩む機微が等身大の高校生だと思った。双方が恋人の夢を応援したいからという最後の決断にどうしてももどかしさがあったけど最終章を読んで安堵感に満たされた。個性が光るクリエイター達が集う慌ただしくもにぎやかなさくら荘の1日1日が濃密で数年分を綴った物語を読んだ読者にたくさんの気づきと笑いと感動を与え、やりたいことを堅持して目標に向かってひたむきな人生を送る人は輝かしいんだと伝えてくれた。
読了日:03月15日 著者:鴨志田一
神様のメモ帳〈2〉 (電撃文庫)神様のメモ帳〈2〉 (電撃文庫)感想
2億円を持って身を隠せと父から言われ、唯一の伝手のニート探偵事務所を訪れた少女の願いがひしひしと伝わった。前の話で彩夏がああなってしまったことにたらればの思考に陥り非力な自分を憂えていた彼がアリスの助手として途中でまた身が竦むことがあっても少女の願いのため、二度同じ悲劇を繰り返さないために四代目から問われた覚悟を固めるよりも先に頭と体を酷使して自分にできることを完遂させる過程が見物で感動した。アリスとニート探偵事務所の仲間達との信頼関係が厚くどんないきさつがあって今に至るのか続きの巻で語られる真実が楽しみ
読了日:03月17日 著者:杉井 光
プロペラオペラ (ガガガ文庫)プロペラオペラ (ガガガ文庫)感想
痛みを伴う壮大かつ重厚な戦記を彷彿とさせるシリーズ。途中で描かれるコメディ要素が張り詰めた空気感を中和させるスパイスであり、後々起こるかもしれない悲劇のシーンでこんな些細なやりとりがかけがえのない思い出であったと振り返る回想シーンになるかもしれない儚さがある。戦わなければいけない軍事的背景とクロトが身を粉にして奮戦する理由を表明し、戦争では置かれた環境で仲間と最適解を見出し白熱する戦況を読めて、今後の1人の英雄が圧倒的に不利な状況でどう駒を進めていくのかという期待感が膨らむとてもとても濃い物語だった。
読了日:03月21日 著者:犬村 小六
プロペラオペラ (2) (ガガガ文庫)プロペラオペラ (2) (ガガガ文庫)感想
心根の優しい皇族リオと王女イザヤを前線に投入する上層部の考えに遣り切れなさが残るが、士気を高めて気遣いが温かい2人だからこそ、兵士は忠誠を誓ってついていき勇猛果敢な決死の作戦を決行できたのだと思う。日之雄がガメリアに勝るのは勇気であると1巻にあった。最後の戦果はその勇気と結束力がなせた業で戦場の女神が存在するなら日之雄に微笑んでいたと願わずにいられない残酷で命の残滓が美しく映る壮絶な戦いだった。ユーリの活躍が今後のキーになってくるし楽しみだ。自身の幸せとは何かと向き合ってどうか生きのびてほしいと切に願う。
読了日:03月22日 著者:犬村 小六
神様のメモ帳〈3〉 (電撃文庫)神様のメモ帳〈3〉 (電撃文庫)感想
植物状態から目を覚まし記憶喪失となった彩夏にナルミは悩んでいたけど、アリスとみんなのいつもと変わらない距離感で言葉を交わす温かさに目頭が熱くなった。失わず生きていれば再び歩んでいけるということがしみじみ伝わった。彩夏と大切な居場所である園芸部の危機から浮かび上がる4年前の死亡事件の真相をめぐってナルミが巻数を重ねるごとに勇猛な姿になっていて感動した。集めた情報から死者の代弁者として4年前の物語を紐解いていくアリスは事実だけでなく登場人物の心境を1つの真実として明かしていた心根の優しい名探偵だった。
読了日:03月22日 著者:杉井 光
やがて恋するヴィヴィ・レイン (1) (ガガガ文庫)やがて恋するヴィヴィ・レイン (1) (ガガガ文庫)感想
3つに隔てられた世界の1つである地上で、スラム街で生きた少年がシルフィから託された願いを胸に厳しい環境に屈さず旅をする物語で悲喜交々としたシーンの中で垣間見える少年の心の強さに感動した。興味深い舞台設定で集まった仲間との旅路の中でどう解き明かされていくのか楽しみ。スラム街で生きていくために血肉となった経験が戦場で発揮され、生きていくために培ってきた教養が英断を下していく爽快感があった。時にシルフィとの思い出が少年を支えてしんみりして読んでいて心温かくなる。深い情景描写も相まって世界観に引き込まれる。
読了日:03月28日 著者:犬村 小六
エロマンガ先生(12) 山田エルフちゃん逆転勝利の巻 (電撃文庫)エロマンガ先生(12) 山田エルフちゃん逆転勝利の巻 (電撃文庫)感想
山田エルフ大先生派の読者としては彼女の魅力が光る大満足な1冊だった。いつも通りあらすじを読まずに読んでいてよかった。何か含みがあって次々と爽快に巻き込んで心から楽しい時間を過ごしている情景が微笑ましく、大好きな親友や想い人との時間を『わたしたちの最高の物語』として1ページ1ページを刻めるよう自分を磨いて、楽しい未来を想像しつつ入念に準備している裏側を想像すると全面的に応援したいと思う。憂いを残さない目的のための行動力と彼女の生き方をみていると、叱咤激励されているかのような感覚になる。
読了日:03月28日 著者:伏見 つかさ
理想の娘なら世界最強でも可愛がってくれますか?2 (MF文庫J)理想の娘なら世界最強でも可愛がってくれますか?2 (MF文庫J)感想
試されるのは絆や愛であることに重きをおいていて読後はタイトルが重く響いてきた。グラン・マリアの末恐ろしさに驚愕だが1つの平和へと導く正解がきっとあるんだと思う。大人が抱える明かせぬ事情というのは時に大変もどかしいけど真摯に伝えていくしかないんだなあって。アレイナを応援しているので今後のトリガーとなってくれるであろう彼女の活躍が楽しみ。錬素と胞子獣の因果関係から自然の食物を忌避する食生活って辛そう。
読了日:03月28日 著者:三河 ごーすと
理想の娘なら世界最強でも可愛がってくれますか?3 (MF文庫J)理想の娘なら世界最強でも可愛がってくれますか?3 (MF文庫J)感想
先行きが暗い人類のための含みがあるバージョンアップという言葉の重さがのしかかってくる。各キャラの経歴が明るみになりどれほどの覚悟で他者には理解しがたい暴挙に及んでいるのかという執念が伝わってくる。また、アレイナのところでは読んでいて少し視界がにじんでしまった。友達思いの言葉選びに涙腺が刺激されてしまってこれだから読書体験はいいな!って思えた。
読了日:03月29日 著者:三河 ごーすと
やがて恋するヴィヴィ・レイン (2) (ガガガ文庫)やがて恋するヴィヴィ・レイン (2) (ガガガ文庫)感想
没頭してよみふける魅力が詰まった1冊だった。ただただ読んでいて心躍るシーンが多く、各々登場人物たちの気持ちに共感する。王国の趨勢にメスを入れて、地上の猿と卑下するエデンに言及する、楽しさに比例して物語が大きく動き出した。ルカを大切にする者が、ルカを信じようする者が舞台をひっくり返すシーンに絆の深さと人徳のあつさを感じさせた。想い人も、エデンも近くて遠い。今後ルカがもたらす変革が楽しみになった。
読了日:03月30日 著者:犬村 小六

読書メーター

4月はAGIの続刊と豚公爵の続刊が出るので楽しみ~

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