読書メーターのまとめ(1月)

1月の読書まとめ(読書メーター)。社畜ラノベ完結した月。書きたいことを書ききったというのは先生のコメントが印象的。

1月の読書メーター
読んだ本の数:14
読んだページ数:4368
ナイス数:62

86―エイティシックス―Ep.7 ―ミスト― (電撃文庫)86―エイティシックス―Ep.7 ―ミスト― (電撃文庫)感想
数々の死線を仲間と共に駆け抜けていくうちに、今までは考えられなかった欲が芽生え、この先も戦場しか待ち受けていない中で向き合っていい感情なのか自問自答しながら、すれ違いながら己の気持ちを確かめていく両者がもどかしく、儚さを帯びた美しさがあった。置かれた環境でも、数々の制約がある中でも選べる自由があって、登場人物達がつかみとった選択が今後も恵みをもたらしてくれることを願いたいと思った。★★★☆
読了日:01月29日 著者:安里 アサト
失格世界の没落英雄 (MF文庫J)失格世界の没落英雄 (MF文庫J)感想
精霊幻想記の面白みを生かした作風でずっと続いてほしい作品です。王子として温室で育ちながらも環境に応じた言動ができる機転よさ、リィエルの心遣い、徐々に今後の展開に期待値があがっていく著者の筆致。分からないことだらけの世界で二人が手を取り合って世界の真相に迫る緊張感漂う話で面白かった。この二人の未来が幸か不幸かどちらに転ぼうとも真摯に向き合いたい。精霊幻想記が好きな人はきっとこの作品も好きなはず。
★★★★
読了日:01月26日 著者:北山 結莉
29とJK8 ~そして社畜は今日も働く~ (GA文庫)29とJK8 ~そして社畜は今日も働く~ (GA文庫)感想
シリーズを通して数々の逆転劇が熱くてたまらなかった!夢を追うJKと夢に敗れた社畜が一日一日を必死に生きていく様子を描く。希望?そんな綺麗ごとはない。チートもない。ただ団結して立ち向かえる仲間の存在の尊さは昔も今も明日も変わらない。大人になり、働きはじめて金で動く組織のやり方に染まっていくと風化していく瑞々しい情熱を失うな!金に目が眩んで本質を見失ってはいけないというエールをもらえた。また、今に愚直に真摯に向き合った者に明日がやってくる、地に足をつけて生きていけと激励される。★★★★
読了日:01月26日 著者:裕時 悠示
ひきこまり吸血姫の悶々 (GA文庫)ひきこまり吸血姫の悶々 (GA文庫)感想
★★★☆とある事情で名家の娘であるコマリが粋な計らいで大将軍に持ち上げられ内心嫌々で将軍を勤めていく中、次第に自信の在り方を見つめなおしていく。芯がつよく、心根が優しいコマリが丁寧に描かれていてよかった。コミカルなところと、伏線を貼りながら次第に展開されていく緊迫感ある描写の両立によって一冊を通して笑いあり感動ありで面白かったです。神具の存在によってコメディすぎずリアリティが増しているところが絶妙なバランス調整だと思った。
読了日:01月22日 著者:小林 湖底
君死にたもう流星群5 (MF文庫J)君死にたもう流星群5 (MF文庫J)感想
★★★★君死にシリーズは夢を起点にした数々のテーマを読者に届けてくれて感謝しかない。登場人物達が群像劇の中で交わされる数々の出来事に感化され己を見つめ直し考え抜いて自分の道を見出だしていくという物語が読者の背中を前へと優しく熱量をもって押してくれる。
今回は環境面に言及していて得心がいった。ファンタジーでなく読者の世代に根差した舞台であるからこそ、己の志と行動次第であることを如実に語ってくれる。SFも絡めていく中で1巻1巻著者の願いが熱く伝わるので本巻でいう○○○○りを重ねた洗練された筆致だと心に響く。
読了日:01月20日 著者:松山 剛
転生王女と天才令嬢の魔法革命 (ファンタジア文庫)転生王女と天才令嬢の魔法革命 (ファンタジア文庫)感想
★★★★周囲の期待に応え続くけるべく、令嬢として振る舞い続けなければいけなかった籠の中の鳥のようなユフィと、自分の夢に向かって全力!王女でありながら自由奔放で型破りなアニスの組合せは面白い。王女の視点と令嬢の視点で語られることで物語に深みが出ていてよかった。導入から引き込まれ、ユフィはアニスに感化され、アニスには読み続けていくうちに明るみになる奇想天外な王女の一面に驚かされ、どの言動も夢の体現を中心に据えた怒涛の行動力。正に革命。切なさと痛快さがぎゅっと詰まった1冊。敷かれたレールだけが人生じゃない
読了日:01月19日 著者:鴉 ぴえろ
※妹を攻略するのも大切なお仕事です。 (MF文庫J)※妹を攻略するのも大切なお仕事です。 (MF文庫J)感想
★★★★夢を追い続けるのも、あきらめるのもどんな内的・外的要因であれ自分で決断し、向き合わなければいけないことを痛切に感じました。
登場人物各々の夢と現実を掘り下げて、読者に届けてくれた情熱や悔恨が本の結末に至るレールにぴったりとはまっているようで没頭して読み耽りました。こんなに熱情が伝わる本に出会えてよかったです。また、選択した場所で精一杯生きていく人の闘志が熱い。前巻での売れる小説を作らなければいけない編集者の見解が本作でひしひしと伝わりました
読了日:01月17日 著者:弥生志郎
吸血鬼に天国はない(2) (電撃文庫)吸血鬼に天国はない(2) (電撃文庫)感想
★★★★1巻で触れた触れた心臓の温かさ、生きている証である鼓動、人の尊い純粋な一面に感化されたルーミーの信念の度合いが物語を通じて大いに響きました。誓った約束(理性)と必然的に訪れる飢え(本能)との葛藤。そこで周りの人が、人という生き物の美しさと醜さを提示していくことで見えてくる道。そこに至るまでのつらく美しい過程が面白く、達筆な情景描写も相まってすてきでした。
読了日:01月15日 著者:周藤 蓮
吸血鬼に天国はない (電撃文庫)吸血鬼に天国はない (電撃文庫)感想
虚無で築いた関係も、真実を知っても尚失われていくものと再生する何かの再構築されていく関係がただ美しかった。
互いに自身の在り方を問いながら一緒に過ごしていく中で醸成されていく様々な心情と、心の叫びを緩急のある練り上げた文章で描き傑作に仕上げているイメージ。ただ二人の行き先を見届けずにはいられない物語。相手を思う、考える心の変容に魅せられる。★★★★
読了日:01月12日 著者:周藤 蓮
聖剣学院の魔剣使い2 (MF文庫J)聖剣学院の魔剣使い2 (MF文庫J)感想
★★★☆
主要なキャラが命を落とすことなんて微塵も感じさせない緊迫感に欠けるストーリー展開ですが、各キャラの見せ場が散りばめられていて飽きさせない著者の筆力が伝わります。
レオ君が羨ましいという思いがエスカレートして嫉妬を覚えそうですが、そういうところで次回が真相に迫るターニングポイントに差し迫るというのは期待して次回も楽しみです。
読了日:01月12日 著者:志瑞祐
聖剣学院の魔剣使い (MF文庫J)聖剣学院の魔剣使い (MF文庫J)感想
★★★☆
1000年前の因果より今と過去を絡めて物語を展開していく期待感を覚えます。主人公の心の声と情景描写の対比が面白いです。
読了日:01月10日 著者:志瑞祐
教え子に脅迫されるのは犯罪ですか? 6時間目【電子特典付き】 (MF文庫J)教え子に脅迫されるのは犯罪ですか? 6時間目【電子特典付き】 (MF文庫J)感想
★★★☆
かわいい女の子を表現する比喩が相変わらず巧みであると実感します。軽妙な文章で書かれたラブコメっぽい語りでテンポよく面白い展開が散りばめられている一方で、誰もがもっている心に抱える悩みから展開される登場人物の悲痛な叫びで深く考えさせられる展開があり一冊を通じて読者の心をつかんでははなさない引力がある。

読了日:01月08日 著者:さがら総
教え子に脅迫されるのは犯罪ですか? 5時間目 (MF文庫J)教え子に脅迫されるのは犯罪ですか? 5時間目 (MF文庫J)感想
★★★☆
編集の在り方について対比される二人の編集者がいる。
読了日:01月07日 著者:さがら総
理想の娘なら世界最強でも可愛がってくれますか? (MF文庫J)理想の娘なら世界最強でも可愛がってくれますか? (MF文庫J)感想
★★★★
タイトル通りであり、すばらしい物語という意味でタイトルを裏切ってくれるシリアスな展開に魅せられました。読み終わって、1巻打ち切りにならずに続くよね?という希望があり、惨状の世界でどう人類が一塁の希望を見出していくの気になります。様々な制約が生じている世界でも、置かれた環境で精いっぱい生きて、たくさん楽しむ姿勢の肝要さを物語を通じて痛感させられました。
読了日:01月05日 著者:三河 ごーすと
読書メーター

読み足りない感じが尾を引く1月。買った本の冊数に対して読了がおいつかず、去年に買った本の積読本だけで数十冊いきそう。

1月は野村美月先生の文学少女シリーズをまとめ買いした。

2月~4月の読書量は大幅に減るだうろが、土日に1冊以上は積読本の中から優先的に読みたい本を手に取っているだろう。

 

    ブログをメールで購読

    メールアドレスを記入して購読すれば、更新をメールで受信できます。

    コメントを残す