山寺で閑さや 岩にしみ入る 蝉の声を詠んだ

閑(しずか)さや 岩にしみ入る 蝉(せみ)の声  聞いたことがある人は多いのではないのでしょうか? 松尾芭蕉が、山形県山寺で詠んだ句です。今回は東北ツーリングで寄った山寺と句に込められた意味を若かりし頃を思い出して振り返ってみます。

松尾芭蕉がみた景色を山寺から見よう

山寺は、通称であって正式名称は立石寺(りっしゃくじ)と言い、千年以上続く由緒あるお寺です。この地を訪れた松尾芭蕉が、「閑さや 岩にしみ入る 蝉の声」を詠んだことで有名です。「奥の細道」に収録されています。他にも崖の上に立っている赤いお堂と風景をセットにした構図の写真は有名で、見覚えがある人がきっといると思います。

この赤い堂は納経堂といいます。絶景で有名な五大堂は、納経堂のもう少し奧にあります。

 

 

計1015段くらいの石段を登って五大堂からの眺めを見た時、登ってきた苦労がどこかへいくことを願います。

集落があり、囲むように山々が連なっている光景は日本の原風景と言われています。歴史と絶景を楽しむことができる山寺を、東北ツーリングや旅行で山形に行かれる際は候補の一つとして計画に入れみてはいかがでしょう!

 

蝉が鳴いているのに閑さなのか?

閑さや 岩にしみ入る 蝉の声 とはどんな様子なのかというと

「なんと静かに思えることよ。その鳴き声しか聞こえず、かえって静けさがつのるように感じられる蝉の声は、まるで岩々にしみこんでいるかのようだ」

 

句だけをみて考えると一見、蝉が鳴いているのに、なぜ閑さなのか考えそうです。しかし、目の前に広がる集落と山々の広大な景色を見ているのに、蝉の声しか聞こえないことによってその土地の閑さをより感じ取っていました。

 

日本の原風景と言われる場所を眺めることに加え、訪れた場所がどんな歴史的背景があるか調べたり勉強したりすると、より一層山形県の山寺を楽しむことができると思います。

 

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